全摘術をやった小学生 / CTO’s Office Vol.16

 
 

私は小学校6年生のはじめまでは必ず9pmに寝せられていました。その頃、「警部補古畑任三郎」といういわゆる古畑シリーズの第一弾が放送開始になったのですが、9pm放送開始でなんだかだましだまし寝せられずに、第一回(中森明菜の回)を母親と途中までみていたのですが「解決編」の直前という最悪のタイミングで寝せられてしまったのです。

気になりながらまぁ眠ったのですが、翌週また古畑が放送されるとき(堺正章の回)に母親が「さすがに先週あのタイミングで寝せたのは悪かった。今週からみてもいいよ。」ということになり、私の夜更かし人生が幕を開けたのです。

今のドラマもまぁいいんですが、なんだか私はあの頃のドラマが好きでして中でも非常に好きなドラマが「私の運命」というTBSドラマで小6の10月から2クール(1クールとは3ヶ月で10話程度のもの)に渡って放映されていたものです。

私の運命ってのは、主人公の東幹久が24歳にして末期に近いガンになるんですが、大学病院で非常に挑戦的なオペが好きな「腕はいいがちょっとやりすぎ」タイプの佐野史郎扮する外科医に半分おもちゃにされ…婚約者の坂井真紀の悲しみや主人公の母親・野際陽子がカルト宗教に狂ったりまぁとにかくドロドロとした病院ドラマです。それで、一側肺全摘術という大変大掛かりなオペを受けることになるのですが、再発したりしたりなんかしてもう可哀想のなんの。

なんだかわからないのですが、当時の私はそのドラマに魅了されて外科医になりたくなったのです。で、冬休みの自由研究も「ガン」をテーマに発表したり、外科医みたいなことをやってみたくて友達に頼み込んでホクロを除去させてもらったりしたもんです。それがまぁひどい話で、友達の腕にある直径1ミリ強のホクロをコンパスの針やらカッターやらでグリグリやらせてもらってですね、まぁドラマのそれに習って「ホクロ全摘術」なんていって…まぁ無茶苦茶ですよ。結局、腫瘍ならぬホクロは摘出できたように思われたのですが、1ヶ月もすれば「再発」しまして、ドラマと同じようなことになったりしたもんです。

今も昔も、私はグググーっとハマってしまうともう歯止めが効かなくなる性質でして、まぁこれは他人を巻き込んでしまった例ですね。今にして思えば、本当に、私が医師になるという選択をしなくてよかったと言えましょう。この会社では、このハマってしまう側面をいい方向に活用したいものです。

 

グローバルアストロラインズ株式会社
松村 有祐

 

 
全摘術をやった小学生 / CTO’s Office Vol.16  

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