第26回:40歳代のアメリカ大学院留学編 -その14(カンファレンス等のイベント参加)- / 佐々木大

 
 

日本でも幕張メッセや東京ビッグサイトのような大きな会場にて、様々なテーマのカンファレンスがたくさん開催されていますが、アメリカでもその数は半端ではありません。IT関連はもちろんのこと、教育関係のカンファレンスやワークショップも数多く開催されていますので、せっかくの機会と思い、できるだけ積極的に参加するようにしました。

 

今回はその中のいくつかをご紹介したいと思います。

 

まずその一発目は「Web2.0 EXPO in San Francisco」です。私が留学していた2008年当時、「Web2.0」という言葉は既にbuzz wordになりつつありましたが、自分にとっては「Web2.0」とEducationの融合がテーマだったので、ぜひとも参加したいと考えていました。ところが最大のネックは入場料でした。ワークショップにも参加するとなると$1,695と半端じゃない高額でしたし、単にエキスポのブースを見てまわるだけでも$100という金額でした。でも、幸運の女神はいるものです!ネットであれこれチェックしていたところ、偶然にも無料ディスカウントの案内を見つけ、これなら行ってみようと即決したのでした(^^)!

 

セミナー会場は大変多くの参加者で活気に満ちていました・・・ これまで参加したことのあるPC系(ハードウエアやソフトウエア)のイベントと比べて、参加者の平均年齢が低いというか、いかにもスタートアップ(ベンチャー系)っぽい人たちがすごく多いなという印象を受けました。

エキスポ会場で、ちょっと目を引いたのが、instructables という会社のサービスでした。SNS形式で、ユーザー同士が、何かを教えあう(料理や何か物の作り方、自分の知っている知識など)というものでした。今のこの2012年時点では、SNSを活用したサービスなんて珍しくもなんともありませんが、当時は

なかなか興味深かく思えたことを覚えています。

 

第二発目は、「Web 2.0 in Education workshop」というイベントです。これもSan Franciscoで行われました。これは「Web2.0」がまだよくわかっていないという教師が対象で、それらの技術をいかにclassroomに反映させるかという内容のものでした。自分の関心テーマだったので期待をしていたのですが、実際はかなりのビギナーレベルの内容でした。事実、参加者たちに話を聞いてみたところ、テクノロジーに関しての知識がなく、生徒について行くのに四苦八苦している・・・というのが彼らの真剣な悩みのようでした。

 

私は「Driving Class Engagement with facebook and other Social Networks」というセミナーに参加してみたのですが、ここでも参加者のほとんどがfacebookアカウントを持っていないという衝撃の事実を目の当たりにしました。このイベントが開催された2008年2月当時、facebookはまだ日本ではスタートしていませんでしたが、アメリカの学生たちはほとんどが利用している印象でしたので、教師陣もかなり利用しているんだろうなと思っていましたが、このギャップに大変驚いたことを覚えています・・・。と、同時にアメリカの教師たちも、いつも爽やかな顔をしているくせにみんな結構悩んでいるものだなというのが新鮮な発見でした(^^;)

 

第三発目は、「JUNBA」のイベントです。JUNBAとは、「サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク(Japanese University Network in the Bay Area)」の略で、日本の大学の国際化、国際的人材の養成、産学連携等の諸活動を支援し、日本及び米国における教育・研究の発展と、産業創出に寄与することをミッションとしている組織です。大阪大学・九州大学・東北大学などが参加している団体ですが、シリコンバレーで日本の大学がこんな活動をしているとは留学前はまったく知りませんでした(^^;)

 

このJUNBAが、「JUNBA国際産学官連携テクノロジーフェア」というイベントを開催するというので、これは面白そうだと思い参加した次第です。イベント内容は、産学連携を念頭におき、各大学が紹介したい技術をプレゼンテーションとブース形式で行うというものでした。つまり、日本の大学の技術をシリコンバレーの企業等に売り込みたいというのが趣旨のようです。

 

場所はサンタクララのハイアットリージェンシーホテルで行われたのですが、参加者の数は少なくちょっとさびしい感じでした。しかも参加者は日本人がほとんど。せっかくシリコンバレーで行うのだから、産学連携ということで、もっと現地の企業や大学が参加してもいいのに・・・と思えたイベントでした。

 

このような興味深いイベントは本当に頻繁に開催されていて、ネットワーキングや情報収集のためにももっと参加したかったところなのですが、当時は学業のほうが忙しかったため、なんとか時間を確保して参加していた覚えがあります・・・。皆さんも、留学中はとにかく時間を見つけて積極的に参加されることを強くお勧めします。セミナー等の講演者の話から学ぶことがあるのはもちろん、参加者の顔を見ているだけでも色々な発見があるはずですので!

 
 
 
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